![]() |
ボケは連鎖する (光文社知恵の森文庫) 著者:築山 節 |
ちょうど、この本を読んでいるところで、女優南田洋子さんの訃報が入りました。
長門裕之さんは、「俳優」という頭と身体を良く使う仕事を外でされていたので、この本に書いてあるようなことはなかったのだと思いますが、それでも記者会見などを見ると老老介護の大変さを感じずにはいられませんでした。
この本のテーマとなっているのは、近親者の痴呆の介護のすえに、介護している側にも痴呆が表れるケースが増えてきていることであります。
介護される人への想いが強すぎると、介護の方法によってはボケる環境に陥ってしまう危険性があるそうです。
長門さんの奥様への想いは大変強いものであったということがわかる記者会見でしたので、同じようなケースに陥らなくって良かったと思うと同時に、世の中には普通で孤独な老老介護がたくさんあって、その人たちはどうなっているのだろうと、改めて想像せざるをえませんでした。
記者会見の中で、認知症を患われてからはお風呂を嫌ったというところが、大変印象に残りました。よく、認知症になると、身だしなみに無頓着になるといいますが、お風呂が嫌いになるということが、一つの症状になるということは知らなかったです。
謹んでお悔やみ申し上げます。
| 固定リンク


コメント